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スクレーパーはダイソーにある?掃除用・DIY用の売り場を解説

スクレーパーはダイソーにある?掃除用・DIY用の売り場を解説

キッチンのシンクにこびりついた水垢、フライパンに焦げついた残り物、窓ガラスのシール跡。そういう「削り取りたい汚れ」に一度でも頭を抱えたことがあるなら、答えは先に言う。

ダイソーのスクレーパーは、買って損はない。

ただし、「どれを買うか」と「何に使うか」を間違えると、すぐ「やっぱり100円か」という感想で終わる。その失敗も含めて書いていく。


ダイソーにスクレーパーがあると気づいたきっかけ

最初にダイソーでスクレーパーを手に取ったのは、冷蔵庫の下のゴムパッキンに黒カビが生えて、それをどうにかしようとしていた時だった。

雑巾でこすっても取れない。爪楊枝では細かすぎて埒が明かない。そんな状態で100円ショップをぶらぶらしていたら、掃除用品コーナーの端の方に、プラスチックのヘラのようなものがいくつか並んでいた。「スクレーパー」とは書いていなかった気がする。「汚れ落とし」「ヘラ」「マルチクリーナー」など、店舗によって若干表示が違う。

値段は110円。迷う金額じゃない。とりあえず一本カゴに入れた。


売り場のどこにある?——これが意外と分かりにくい

ダイソー ペンキ スクレーパー

ダイソーのスクレーパーは、売り場の「どこ」にあるかが問題だ。

僕がこれまで確認した限り、置いてある場所は大きく分けて3パターンある。

パターン1:掃除用品コーナー

スポンジやブラシ、洗剤が並ぶ棚の周辺。ここが一番オーソドックスで、「床用」や「浴室用」と書かれたスクレーパーが置いてあることが多い。刃がやや厚めで、タイルや床のこびりつきを剥がす用途に特化した形状のものが多い印象だった。

ダイソー シール剥がし スクレーパー

パターン2:製菓・調理器具コーナー

ここには「ドレッジ」とか「カードスクレーパー」と呼ばれるタイプがある。パン生地をこねた後の作業台を掃除したり、ボウルの中のクリームをきれいにかき集めたりするためのやつだ。プラスチック製で薄く、角が丸い。

パターン3:文具・工作コーナー

壁紙を貼ったり、シールを剥がしたりする用途のものがここにある。細長くて金属製のものもここで見かけた。

同じ「スクレーパー」という名前でも、売り場が違う。初めて買いに行く人は、店員さんに聞くか、店内を一周するつもりで探した方がいい。


実際に買ったもの——プラスチック製の白いやつ

ダイソー ヘラ スクレーパー 違い

結局、掃除用品コーナーで見つけた、プラスチック製の白いスクレーパーを選んだ。

形状は昔の定規をそのまま厚くしたような感じで、持ち手部分が少し盛り上がって握りやすくなっている。刃の部分は薄いが、100円ショップの製品にしてはある程度の剛性がある。110円。

最初に試したのは、例の冷蔵庫のゴムパッキンではなく、コンロまわりの油汚れだった。ここは以前から放置気味で、揚げ物をするたびに少しずつ積み重なった油が、表面に薄い膜のような層を作っていた。洗剤をつけてスポンジでこするとある程度落ちるのだが、端の方の「溝に入り込んだ部分」がどうしても残る。

スクレーパーの角の部分をその溝に差し込んで、すーっと引いてみた。

するりと取れた。

「なんだこれ」という感じ。膜状になった油汚れが、薄皮を剥くようにきれいに浮いてくる。洗剤を使う前にこれで一度剥がしておくと、その後のスポンジがけが圧倒的に楽になった。


次に試したこと——窓のシール跡

100均 スクレーパー おすすめ

コンロの次に試したのが、窓ガラスに残ったシール跡だ。

引っ越した時から貼ってあった、業者のシールの残骸。べたべたした透明の糊が、ガラスの一角に居座っていた。

プラスチックのスクレーパーは、ガラスに使っていいのかどうかが正直怖かった。傷をつけてしまうんじゃないかと思って、最初は端の目立たない場所で試してみた。

結果:傷はつかなかった。

ただし、力の入れ方は重要だった。刃をガラスに対してほぼ平行に(角度は10〜15度くらい)寝かせて、じわっと押し込むように動かすと糊が浮いてくる。立て気味にすると、「カリカリ」という音がしてヒヤっとした。刃を寝かせることさえ守れば、プラスチック製でも十分に機能した。

糊が全部取れるわけではなく、最後は「シールはがし液」を使って仕上げたのだが、スクレーパーで大部分を剥がしておいた方が明らかに早く終わった。


製菓用の「ドレッジタイプ」も試した

100均 スクレーパー 壁 塗装

しばらくして、製菓コーナーで見かけたドレッジ型のスクレーパーも買ってみた。これも110円。

こちらは角が丸く、プラスチックが全体的に薄くてしなる。用途はケーキのクリームをボウルからきれいに取り出したり、生地を台からこそげ取ったりすること。

実際にスポンジケーキの生地を型に流し込む時に使ってみたが、これは正直かなり良かった。ゴムベラより硬いので、ボウルの底のカーブに合わせてしならせながら使うとロスなくかき出せる。

ただし、普通の掃除目的で「汚れを削る」という用途には、これは向かない。薄くてしなりすぎるため、こびりついた汚れに対して力がかからないのだ。

用途をきちんと分けないと、「どっちつかずで何もできない」という結果になる。


金属刃タイプについて——これだけ注意が必要

ダイソー スクレーパー 売り場

文具・工作コーナーにあった金属刃のスクレーパーも、一度だけ試したことがある。

切れ味はプラスチックの比ではない。IHコンロのガラストップに吹きこぼれた砂糖が焦げついていたのを、これで試してみたら面白いほどきれいに取れた。

でも、1回使ってやめた。

理由は、刃の保管が怖いこと。むき出しのまま引き出しに入れておくと、当然危ない。ケースがついていればいいのだが、ダイソーのものはキャップのような保護カバーが付いていなかった(少なくとも僕が買った時は)。カッターの替刃のような形状の製品もあって、それはプラスチックのケースに収納されていたが、別途カッターホルダーが必要だった。

「確実に安全に使えるか」という点では、プラスチック製の方が日常使いには向いている。金属刃タイプは、使う場面と管理できる人が限られると感じた。


使ってみて分かった「向いていないこと」

ダイソー スクレーパー 使い方

褒めてばかりでは不公平なので、正直に書く。

まず、テフロン加工のフライパンには絶対に使ってはいけない。プラスチックでも、力を入れてこすると加工が傷つく。焦げがついたフライパンを見て「スクレーパーで取れるか」と思ったことがあったが、試さなくてよかった。

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次に、浴室のタイル目地の汚れには効果が薄い。目地は多孔質で、スクレーパーの刃では引っかかりを作れない。ここはブラシと専用洗剤の組み合わせの方がずっと早い。

それから、プラスチック製は熱に弱い。熱いうちのコンロ周りに使うと、刃が一瞬で変形した。完全に冷ましてから使うこと。これは当然といえば当然なのだが、「早く掃除したい」という気持ちで失敗した。


結局、ダイソーのスクレーパーは何本あればいいのか

ダイソー スクレーパー パッケージ

今の僕の答えは「2本」だ。

  • 掃除用品コーナーの、刃が少し厚めのプラスチック製:コンロ、シンク、窓ガラス全般。
  • 製菓コーナーのドレッジ型:キッチンの調理作業全般、生地作り。

この2本を、それぞれの場所に置いておくのが一番無駄がない。金属刃タイプは、今のところ常備するほどの出番が見当たっていない。


100円ショップのスクレーパーで物足りなくなったら——Amazonと楽天で探せる代替品3選

ダイソーのプラスチック製で限界を感じた場面、たとえば金属刃が必要な用途や、もう少し耐久性が欲しい場面では、オンラインで入手できる以下の3製品が選択肢になる。


比較表

製品名素材形状・構成主な用途
lifactlab. シールはがし ヘラ 金属 スクレーパー パテヘラ サビ落とし ステンレス 4本組ステンレスヘラ型・4本セットシール剥がし・サビ落とし・パテ作業
HAPPY SUGAR スクレーパー シール剥がし記載なしコンパクト型シール・粘着跡の除去
ハンディ・クラウン ステンレス皮スキ Y型 65mmステンレスY型・65mm幅塗装剥がし・壁面処理

lifactlab. シールはがし ヘラ 金属 スクレーパー パテヘラ サビ落とし ステンレス 4本組

4本セットという構成が特徴で、幅や形状が異なるヘラが揃っている。シール剥がしだけでなく、パテを塗り広げたりサビを削り落としたりと、用途の幅が広い。細い刃と広い刃を場面によって使い分けたい時に向いた構成だ。

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HAPPY SUGAR スクレーパー シール剥がし

名前の通り、シール剥がしに特化した用途を想定した製品。コンパクトな形状で、窓ガラスや家電の表面に残った粘着跡を処理するのに使う。場所を取らずに引き出しに収まるサイズ感なので、「たまに使う」という頻度の人にも扱いやすい。


ハンディ・クラウン ステンレス皮スキ Y型 65mm

DIY・塗装の文脈で使われることが多い、いわゆる「皮スキ」と呼ばれるタイプ。Y型の形状は持ちやすく、古い塗膜や壁紙を剥がす作業に向いている。65mmという刃幅は、広すぎず狭すぎず、一般的な室内のDIY作業にちょうど収まるサイズだ。ハンディ・クラウンは塗装用品を専門に扱うブランドで、同様の製品が工具売り場でも流通している。


最後に——「110円だから」で終わらせたくない、という気持ちが正直なところだ。

ダイソー スクレーパー DIY

ダイソーのスクレーパーは、確かに安い。でも、使い始めてから気づいたのは、「値段に対して優秀」という話ではなく、そもそも用途がはっきりしている道具は、値段に関係なく機能するということだった。

削る。剥がす。こそぎ取る。それだけのことを、余計な機能なしにやる。だから110円でも成立する。

とはいえ、過信は禁物だ。テフロンを傷つけた話も、熱いコンロで変形させた話も、全部「110円だから試してみるか」という軽い気持ちから来ている。安いと、どこかで「失敗してもいい」というスイッチが入る。その油断が、別の場所を傷つけることにつながる。

僕にとってダイソーのスクレーパーは、今では「ないと困る」道具になった。でもそれは、使いどころを絞って、向いていない用途に使わないようにした結果だ。万能ではない。

買う価値はある。ただ、何にでも使える魔法のヘラだと思って買うと、たぶんすぐ引き出しの奥に消えていく。

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