冷たいコーヒーを手軽に作りたくて、スーパーの棚でこれを見つけた。パッケージに「氷に注ぐだけ」と書いてある。半信半疑だったけど、買ってみたら思っていたより全然よかった。というのが先に言いたい結論だ。ただ、手放しで褒める気にもなれない部分もあって、そのあたりも含めて書いていく。
最初に買ったのは地元のイトーヨーカドーだった

確か平日の昼すぎ、コーヒー豆を切らしていて、でもわざわざ豆を挽く気力もなかった。飲料コーナーをうろついていたら、ドトールのロゴが入った濃縮リキッドのボトルが目に入った。「氷deカフェ」というシリーズ名で、何種類かあった記憶がある。ブラックと、カフェラテ系と、あとなんか甘めのやつ。
その日はブラックを選んだ。価格は税込みで300円台の前半くらい。正確な数字を書けなくて申し訳ないが、「まあ試してみるか」と迷わず手を伸ばせる価格帯だったのは確かだ。ペットボトルのコーヒーを2〜3本分のつもりで考えると、コスパとしては悪くない計算になる。
ボトルのサイズは手のひらに収まるくらいのこぢんまりしたもので、冷蔵庫の扉ポケットにちょうど収まった。これは地味に嬉しかった。
実際に作ってみたときのこと

説明書きどおり、グラスに氷をたっぷり入れて、その上からリキッドを注ぐだけ。チェーン飲食店でよくあるコーヒー濃縮液と同じ要領だ。
最初に気づいたのは、液体の色が予想よりずっと濃いこと。どろっとまではいかないけど、ちゃんと粘度がある感じ。氷の上に注いだ瞬間、すうっと広がっていく様子がなんとなく気持ちいい。薄まることへの不安があったけど、実際飲んでみると想像よりしっかりコーヒーの味がした。
ただ、比率をちょっと間違えると話が変わる。氷が少なめのときに勢いよく注いだら、予想より濃くなりすぎた。「氷にたっぷり」という指示は伊達じゃなくて、グラスの半分以上は氷で埋めておいた方がいい。これは2回目以降で学んだことだ。
味の印象としては、「ドトールらしい」という感じがちゃんとある。コンビニコーヒーとも、スーパーの安いペットボトルコーヒーとも違う。少し深煎りっぽい苦みがあって、後味がすっと引く。家で飲むアイスコーヒーとしては十分すぎるクオリティだと思う。
カフェラテ系を試した話

ブラックが気に入ったので、次の週に同じスーパーでカフェラテっぽいやつも買った。確かラベルが少し違って、ミルク感が前面に出たデザインだったと思う。
こちらはリキッド自体がやや甘めで、ミルクを足さなくてもそれなりに飲める。ただ、牛乳を少し加えると格段においしくなった。個人的には、グラスに氷→リキッド→牛乳の順に重ねていくと、見た目がきれいに層になって、ちょっとだけ気分が上がる。
一点だけ気になったのは、牛乳と混ぜたあとしばらく放置すると分離してくること。これはおそらくリキッド系飲料全般の話で、ドトールだからというわけじゃない。でも朝の忙しい時間に「後で飲もう」とデスクに置いておいたら、飲む頃には少し見た目が残念なことになっていた。すぐ飲むか、飲む直前に混ぜる、という使い方が正解だと学んだ。
保存と使い勝手について

開封後は冷蔵庫で保存して、何日か以内に使い切る必要がある。一人暮らしだとちょっと量が多いかもしれない、という感覚はあった。毎朝コーヒーを飲む習慣がある人ならすぐなくなるだろうけど、週に数回しか飲まないとなると、後半は少し義務感が出てくる。
それと、ボトルのキャップをしっかり閉めないと冷蔵庫内でにおいが移るかもしれない。実際に何か問題があったわけじゃないけど、毎回きっちり閉めるようにしていた。コーヒーのにおいが強いので、その点だけ気をつけた方がいいと思う。
逆に使いやすかったのは、量の調整が自由なこと。濃いめが好きなときは多めに、あっさり飲みたいときは少なめに、自分の好みで簡単に変えられる。これはペットボトルコーヒーにはない利点だ。
何度か買って気づいた「向いてる人、向いてない人」

何度か繰り返して使ってみて、だんだんこれが向いている使い方とそうでない使い方が見えてきた。
向いていると思う使い方:
毎朝アイスコーヒーを飲む習慣がある人には相当いい選択肢だと思う。ペットボトルを1本ずつ買うよりコスパがいいし、好みの濃さに調整できるのは実際に便利だ。特に夏場、毎日ガブガブ飲む時期には「あ、これ賢いな」と感じた。
また、自宅でアレンジを楽しみたい人にも合う。ミルクを変えてみたり、シロップを足してみたり、その日の気分でちょっと変えられる余地がある。コンビニコーヒーや缶コーヒーにはその自由度がないから、そこが差別化になっている。
向いていないかもしれない使い方:
「今日だけ飲んでみたい」という気分のときには、正直ペットボトルの方がいい。一度開封したら数日で使い切る必要があるので、気まぐれ用途には少し不向きだ。
それと、味の好みが明確に「ブラックで薄め」という人は最初から量を調整すれば問題ないが、「パッケージに書かれた通りに作ったのに濃すぎた」というケースは出やすいと思う。最初は少なめから試すことをすすめる。
ドトールというブランドへの信頼感

個人的にドトールの実店舗は昔からよく使う。エスプレッソが安くて、空間が程よくうるさくて、長居しにくい雰囲気がむしろ好きだ。だからか、このリキッドを手に取ったときも「ドトールなら外れはないだろう」という先入観があったのは正直なところだ。
その先入観は大きくは裏切られなかった。お店で飲む感じと完全に同じとは言わないが、「ドトールのコーヒーを飲んでいる」という納得感はある。ブランドのリキッドコーヒーで、ここまで「らしさ」が出ているものは意外と少ない。その点は素直に評価したい。
気になった点をまとめると
良かったこと:
- 味がちゃんとドトールらしい
- 濃さを自分で調整できる
- 冷蔵庫の扉ポケットに収まるコンパクトさ
- アレンジの自由度がある
気になったこと:
- 開封後の使い切り期限
- 氷の量によって味がぶれやすい(慣れれば問題ない)
- カフェラテ系は時間が経つと分離しやすい
正直、「気になった点」のどれも致命的ではない。使い方に慣れれば全部対処できる話だ。ただ最初の一本でがっかりしないために、氷をたっぷり入れることと、すぐ飲むことは意識した方がいいと思う。
100円ショップのドトール 氷deカフェのグッズのコードは共通の代替品をAmazonと楽天で探す
氷deカフェが手に入らないとき、あるいは似たような使い方ができるポーションタイプの飲料を探しているときのために、オンラインで買えるものを三つまとめておく。
比較表
| 商品名 | タイプ | 主な用途 | Amazon | 楽天 |
|---|---|---|---|---|
| コーヒーポーションカフェインレス25個 | コーヒー・カフェインレス | 夜や妊娠中など、カフェインを避けたい場面 | 見る | 見る |
| ネスカフェ ポーション バニララテ 7P×6袋 | ラテ系 | 甘さのある一杯が飲みたい朝や休憩時間 | 見る | 見る |
| AGF ブレンディ ポーションティー 紅茶 21個 | 紅茶 | 氷を入れたアイスティーとして手軽に | 見る | 見る |
コーヒーポーションカフェインレス25個
夜の時間帯や、カフェインをできるだけ避けたい事情がある場合に向いているポーションコーヒー。25個入りなのでまとめ買いに相当し、職場のデスクに置いておいても長持ちする。氷deカフェと同じようにグラスに氷を入れて注げば、冷たいコーヒーとして飲める。
ネスカフェ ポーション バニララテ 7P×6袋
コーヒーそのものより、甘さのある一杯が飲みたいときに使われることが多い。7P×6袋という単位で売られているので、家族で使ったり、まとめてストックしておいたりするのに向いている。ミルクと混ぜてもいいし、氷を入れてアイスラテにするのもよく見られる飲み方だ。
AGF(エージーエフ) ブレンディ ポーションティー 紅茶 21個 【 アイスティー 】
コーヒーではなく紅茶を探している場合の選択肢がこれ。アイスティー用として設計されていて、氷を入れたグラスに注ぐだけで使える。21個入りというのもあって、毎日飲む習慣がある人のまとめ買いとして使われることが多い。氷deカフェと同じポーション形式なので、使い方の感覚は近い。
最後に
これが「誰にでも絶対おすすめ」とは言い切れない。毎日コーヒーを飲む人には相当コスパがいいし、アレンジを楽しめる人には向いている。ただ、飲む頻度が低い人や、「手軽に一杯」という目的には、ペットボトルの方がシンプルに使いやすい。
自分の場合は、夏場に繰り返し買うものになった。冬はあまり気が向かない。それが正直なところで、「季節によって出番がある、悪くない選択肢」というのが今の評価だ。ドトール好きで、家でコーヒーをよく飲むなら、一度試してみる価値はあると思う。
