ダイソーのカラーポリ袋は、普通のポリ袋と値段が変わらないのに、色があるだけで用途が一気に広がる。これが結論だ。
最初に買ったのは半年ほど前、近所のダイソー(イオンモール内の店舗)に立ち寄ったついでだった。レジ袋が有料になってからというもの、家にはエコバッグが増える一方なのに、なぜか「ものを捨てるとき」の袋が足りなくなるという矛盾を抱えていた。そこで目に入ったのが、カラフルな色のポリ袋が並んだコーナー。
黒、青、緑、赤、いくつかのサイズ。110円(税込み)でそこそこの枚数が入っている。とりあえず黒と青を手に取って、レジに向かった。それが始まりだ。

買ったのはどれか、正直に書く
まず手を出したのは黒の45リットルと青の45リットル。その後しばらくして、同じ店舗で緑の30リットルと赤の20リットルも買い足した。サイズ展開は店によって在庫にばらつきがあって、行くたびに「あ、今日は緑がない」みたいなことが普通にある。ダイソーあるあるだと思って、あまり気にしていない。
価格は基本的に110円。45リットルのものは10枚入り、30リットルは15枚前後だったと思う(正確な枚数をパッケージで確認し忘れたのが悔やまれる)。いずれにしても、この価格帯としては十分な量だ。
素材は薄めのポリエチレン。握るとくしゃっとした感触があって、いかにも「ダイソーのポリ袋」という手触り。高級感はまったくないが、そもそも求めていない。
色があることで何が変わるか

ゴミの分別が、頭を使わなくなった
これが一番大きかった。うちでは燃えるゴミと資源ゴミとプラゴミを分けているんだが、透明な袋だと「あれ、これどっちのゴミ袋だっけ」と毎回考えていた。
黒を燃えるゴミ、青を資源ゴミ、と決めてからは、視覚だけで判断できる。袋の口を開けて中身を確認しなくても、色で瞬時にわかる。些細に聞こえるかもしれないが、毎日のことだと積み重なる。考えなくていい、というのはかなりの快適さだ。
ただ、黒は中身が見えない。当たり前なんだが、「どこに置いたっけ」ってなる。特に夜、暗い場所に置いてあると存在感がゼロになる。一度、玄関に置いておいた黒のゴミ袋を踏みそうになった。そこは少し注意が必要だと思う。
子どもの工作に使った話
小学生の子どもが夏休みの工作で「マント」を作りたいと言い出した。衣装用のポリ袋を探していたんだが、ちょうど手元に赤のカラーポリ袋があったのを思い出した。
20リットルのサイズだと少し小さかったが、45リットルの赤があればちょうどよかっただろう。実際には30リットルの緑を使って、緑のマントになった。子どもは「緑でよかった、葉っぱみたい」と言っていたので結果オーライだ。ハサミで簡単に切れるし、テープで貼り合わせることもできる。破れにくい、というほどではないが、1日の工作には十分だった。
防災・非常用袋の中身整理
これは後から思いついた使い方だが、非常用持ち出し袋の中身を色別の袋に入れて整理している。赤は医療系、青は食料系、みたいなざっくりとした分類。非常時に焦って袋を開けなくても、色で目当てのものを探せるという発想だ。
実際に非常事態で使ったことはないので効果は未検証だが、少なくとも整理整頓の面では機能している。
使ってみてわかった、素材の限界

引っ張りには弱い
正直に言う。あまり重いものを入れると、口の部分が伸びる。特に縛る部分。45リットルの黒にペットボトル数本を入れて縛ろうとしたら、持ち手代わりに縛った部分がゆっくり伸びていって、最終的に手が痛くなった。
これはカラーポリ袋に限った話ではなく、薄いポリ袋全般の話だと思う。ただ、「ゴミ袋として使う=重いものを入れる」という前提で買うなら、期待値の調整が必要だ。液体系のゴミや生ゴミを大量に入れると、袋の底が心配になる。今のところ破れたことはないが、ひやひやする瞬間はある。
厚みのばらつき
同じ「黒・45リットル」でも、購入した時期によって微妙に厚みが違う気がしている。最初に買ったロットはもう少しパリッとした感触だったが、2回目に買ったものはよりふにゃっとしていた。気のせいかもしれないが、ダイソーの商品は製造ロットによって品質がぶれることがある、というのは他の商品でも経験している。
色によって使いやすさが違う、という話

黒は万能だが、暗所に注意
前述の通り、中身が見えないのはメリットでもデメリットでもある。プライバシー的なゴミ(書類の破棄とか)に使うなら黒一択。でも、「何が入ってるかわからなくなる」というリスクは常にある。
青は意外と視認性が高い
室内に置いても目立つ。「あ、あそこに袋がある」とわかる。うちでは資源ゴミに使っているが、家族全員が「青=資源ゴミ」と認識してくれているのは、青の視認性の高さのおかげだと思う。
緑は使い道に迷った
正直なところ、緑は一番使い道に迷った色だ。ゴミ分別にどう組み込むか、特定のイメージと結びつけにくい。子どもの工作に使ったのも、「余っていたから」というのが半分の理由だ。
緑が便利だという人は、きっと自分なりのルールをちゃんと持っているんだと思う。私にはまだそのルールが定まっていない。
赤は少し浮く
インパクトは一番強い。だからこそ「これは特別なもの」という印づけに使いやすい。非常用袋に赤の袋を使っているのも、そういう理由だ。日常のゴミ袋に赤を使うと、なんとなく視覚的にうるさい気がして、私には合わなかった。
ダイソーのカラーポリ袋、競合と比べてどうか

他の100円ショップ(セリア)でも似たようなカラーポリ袋を見たことがある。セリアのものは色のラインアップが少し違った記憶があるが、使い比べるほど大量に買っていないので、品質の差については正直わからない。
ホームセンターに行けば、もっと厚くて丈夫なカラーポリ袋がある。価格は当然ダイソーより上がる。ゴミ袋として本格的に使うなら、そっちの方が信頼できる。ダイソーのカラーポリ袋は「気軽に色を使いたい、そのための多少の妥協は受け入れる」という用途に向いている、というのが私の見立てだ。
買う前に知っておいてほしいこと
- サイズの在庫は店舗によって違う。欲しいサイズが必ず置いてあるとは限らない。見つけたときにまとめ買いしておくのが無難だ。
- 色の種類も時期によって変わることがある。季節限定カラーみたいなものが出ることもあるらしいが、私は遭遇したことがない。
- 薄さゆえの限界がある。重量物には不向き。あくまで軽めのゴミや整理収納、工作用途と割り切る方がいい。
100円ショップのカラーポリ袋の代替品をAmazonと楽天で探す
ダイソーの在庫が安定しないことは前述の通りで、「欲しいサイズが売り切れていた」という経験が一度や二度ではない。オンラインで似た用途のものを探すなら、以下の3製品が候補に挙がる。
| 製品名 | 主な用途 | 特徴 | Amazon | 楽天 |
|---|---|---|---|---|
| YSKSTORE ビニール袋 カラー 手提げ 小判抜き | 手提げ・ギフト包装 | 手提げ穴付き、小判抜き形状 | リンク | リンク |
| CALLARON 赤色カラービニール袋 ごみ袋 50枚セット | 家庭用・業務用ごみ袋 | 赤色・50枚まとめ入り | リンク | リンク |
| アーテック(Artec) カラービニール袋10枚組 | 工作・衣装・イベント用 | 複数色展開、10枚組 | リンク | リンク |
YSKSTORE ビニール袋 カラー 手提げ 小判抜き
小判抜きの手提げ穴がついているのがこの製品の特徴で、ゴミ袋というよりは物を渡したり持ち運んだりする場面に向いている。フリマやハンドメイドの販売時に商品を入れて渡すといった使い方がイメージしやすい。
CALLARON 赤色カラービニール袋 ごみ袋 50枚セット
50枚まとめて入っているので、赤色のゴミ袋を継続的に使いたい場合の買い置きに適している。家庭内の分別ルールで赤を特定のゴミに固定しているなら、ダイソーへ足を運ぶ手間が省ける。
アーテック(Artec) カラービニール袋10枚組
アーテックは学校や保育園向けの教材を多く扱うメーカーで、このカラービニール袋も工作・衣装づくりを想定した設計になっている。冒頭で書いた子どものマントづくりのような用途なら、ダイソーよりも色の選択肢が広い場合がある。
まとめ、というより正直な感想
カラーポリ袋を使い始めてから半年、生活の中で「あ、色分けしておいてよかった」と思う瞬間が地味に積み重なっている。劇的な変化ではないが、毎日のちょっとしたストレスが減った感覚はある。
ただ、「カラーポリ袋じゃなきゃできないこと」は正直そんなに多くない。透明な袋に油性マジックで色のシールを貼るとか、別のやり方でも代替できる。110円という価格と、色分けのシンプルさが気に入っている人向けのアイテムだ。
私にとっては「買ってよかった」の一言に尽きるが、用途をちゃんとイメージしてから買わないと、緑の袋のように「なんとなく余る」という事態
