冬キャンプより夏キャンプの方が過ごしにくい!?夏の暑さ対策
これから夏休みにかけて、キャンプの予定がある方も多いかと思います。
自然の中だから涼しいだろうと思っていたら「予想以上に暑くて夜眠れない」「熱中症になってしまった」など、冬キャンプとはまた違った夏キャンプの厳しさを体験されたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな夏キャンプを快適に過ごすための暑さ対策をご紹介いたします。
テント内の風通しを良くする
テント内は一度暑くなってしまうと、なかなか温度を下げることができなくなります。野外ではクーラーのように冷やしてくれるものがないので、極力テント内を暑くしないように風通しをよくしておきましょう。
メッシュの多いテント、または、フライシートを使わずにインナーシートのみでタープを上に立てて設置するなどすると、テント内に風を通しやすくなります。
実際、真夏に川沿いのキャンプ場に出かけた時、夜は涼しくテントを締め切って就寝したところ、明け方テントの中が蒸し風呂状態になっていて、軽い熱中症になってしまったことがあります。
寝る時もテント内の通気には十分に気をつけてください。
標高が高い、または、電源があるキャンプ場にする
標高が100m上がると気温は0.6℃下がる。と言われています。標高に1000m差があると単純計算でも6℃違うことになります。
平地で真夏日の30℃あるとすると、そこから標高が1000m高いキャンプ場に行けば24℃ということに。海キャンプも楽しいですが、標高の高いキャンプ場のほうが快適に過ごすことができます。
または電源のあるキャンプ場なら、扇風機やサーキュレーターが使えるだけで随分快適になります。小さい冷蔵庫などもあれば、さらに便利で快適に過ごすことができます。電源の有無を確認してキャンプ場を選ぶのもおすすめです。
冷感グッズを使う
最近よくみかける冷感グッズ。
夏のキャンプでもテント内に、冷感敷きパッド、冷感まくらがあると、夜の眠りを快適にしてくれます。
また、手軽に使える冷感タオルは、濡らして首にまけば、それだけで涼しく、日中を快適にしてくれます。また、頭や肩にかけて紫外線防止にも。
手に入りやすく通常のタオルよりもかさばらないので、人数分用意しておくのもおすすめです。
ハードクーラーを用意する
夏キャンプは一日中暑く、どうしても食材が痛みやすくなるので、クーラーボックスは保冷力の高いものがおすすめです。
クーラーボックスはなるべく日陰に設置し、クーラーボックス内にアルミシートを敷いたり、フタの開閉を減らしたり、することで、より保冷時間を長くすることができます。冷たい飲み物があれば、より食事も楽しくなります。
4つの暑さ対策をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
夏キャンプは行く場所によって対策が異なりますが、標高が低いキャンプ場では、しっかり暑さ対策をしておくと快適に楽しく過ごすことができます。ぜひお試しください。