ダイソーでおしりシールを見つけたのは、正直まったくの偶然だった。文具コーナーで付箋を探していたら、隣の棚にぷりっとしたシルエットのパッケージが並んでいて、思わず手が止まった。「おしりシール」って書いてある。笑うべきなのか、買うべきなのか、3秒くらい本気で迷って、結局カゴに入れた。
結論から言う。買って正解だった。ただし、使いどころをちゃんと考えないと持て余す。
出会いはいつも突然に——ダイソーのシールコーナーで何が起きているか

うちの近所のダイソーは、駅前の複合施設の2階にある。シール類はだいたいレジ横か、文具コーナーの奥の棚にまとまって置いてある。おしりシールがあったのは、キャラクターシールや動物シールが並ぶゾーンの端っこ。パッケージのサイズは名刺より少し大きいくらいで、表面にいくつかのシールのサンプルが印刷されている。
価格は110円(税込)。ダイソーの基本価格だ。1パッケージにシールが何枚入っているかは商品によって違うけど、わたしが買ったやつは小さめのシールが30枚前後、シートに並んで入っていた。
パッケージを手に取ってまず気づいたのは、デザインのバリエーションが意外と多いこと。ゆるいイラスト調のもの、ちょっとリアル寄りのもの、文字入りのもの(「おつかれ」「よくできました」みたいな言葉が添えてある)、動物のおしりをモチーフにしたものなど、何種類か並んでいた。その日は3種類くらい棚にあって、全部デザインが違う。
わたしは結局2パッケージ買った。ひとつはゆるい手描き風のイラスト、もうひとつは動物(クマとウサギ)のおしりシリーズ。合計220円。
実際に使ってみる——シールの質感と貼り心地
家に帰ってパッケージを開けた。

まずシートを触った感じ、紙質はごく普通のシール用紙。ツルっとした光沢があって、100均のシールとしてはよくある手触りだ。特別しっかりしているわけでもないけど、ペラペラすぎることもない。
剥がしやすさについては、合格点。台紙からきれいに剥がれる。シールの端をつまんで引っ張ると、破れずにすっと取れた。小さいシールだと指先でつまみにくいものもたまにあるけど、おしりシールはそこそこサイズがあるので(一番大きいもので2センチくらい)、作業しやすい。
貼ってみると、粘着力はそれなりにある。手帳のページに貼ったら、しっかりくっついた。ただし、凹凸のある素材や布に貼るのは向いていない。試しにデニムに貼ってみたら、端のほうが浮いてきた。紙や硬めのプラスチックには問題なかった。
印刷の質は、期待値がそもそも低かったせいか、むしろ想像より良かった。色がはっきりしていて、にじみもない。ゆるいタッチのイラストだから、印刷精度が多少甘くてもデザインとして成立している、という賢さがある。
どこで使うか——思ったより用途が広かった
買ったはいいが、「おしりシールってどこに貼るんだ」という問題がある。
わたしが実際に使った場面をそのまま書く。

手帳のデコレーション
一番使ったのは手帳だ。月間ページの余白や、週間ページの隅に貼った。おしりのシルエットって、思いのほかスペースを埋めるのに便利な形をしている。丸みがあるから、文字や他のシールと並べても喧嘩しない。
特に「よくできました」の文字入りシールは、タスクを終わらせた日に貼るようにしたら、妙にモチベーションになった。バカみたいだと思いつつ、達成感がある。
子どもへのメモ
姪(7歳)に誕生日カードを送るとき、封筒の裏にシールを貼った。喜んでくれた。動物のおしりシリーズは子どもウケがいい。ただ、これはわたし自身が「使った」というより「あげた」に近いので、参考程度に。
荷物の仕分けラベルの遊びに
引っ越しの荷造りをしているとき、段ボールに「重要」とか「すぐ使う」とか書いたラベルを貼るんだけど、その横においしりシールを並べた。実用的な意味はゼロ。でも荷造りの単調な作業が少し楽しくなった。一人でやっているとき限定の楽しみ方だけど。
スマホケースの内側
これはちょっと失敗した。スマホケース(TPU素材)の内側、画面と接触しない部分に貼ったら、最初はちゃんとくっついているように見えたのに、1週間後には端が浮いてきた。素材との相性が悪かったんだと思う。
同じダイソーで売っている似たシールとの違い

同じ棚に、おしりシール以外にも色々なシールが並んでいる。動物の顔シール、食べ物シール、推し活系シールなど。
おしりシールが他と少し違うのは、「ネタ感」と「汎用性」が同居しているところだと思う。動物の顔シールはかわいいけど使いどころがわりと決まる。おしりは……なんというか、用途が曖昧なぶん、どこにでも貼れる。「なんでここにおしりが」という軽いツッコミを誘うデザインが、コミュニケーションの道具としてちょうどいい。
ただ、これはあくまでわたしの感覚だ。万人向けかどうかはわからない。職場の書類に貼ったら普通に怒られると思う。
正直なところ——気になった点も書いておく

良いことばかり書いてもフェアじゃないので、引っかかったことも書く。
シートの枚数が少なめ
1パッケージに1シートしか入っていない。シールの数自体は30枚前後あるんだけど、1シートを使い切ると終わり。ほかのシール(星とかハートとか)だと複数シート入っていることもあるので、ちょっと物足りなく感じた。
デザインの当たり外れがある
棚にあった3種類のうち、1種類はデザインが微妙だった(個人の感想)。ゆるさとリアルさの中間で、どっちつかずな印象。残り2種類はよかったので、買うときにパッケージをちゃんと確認したほうがいい。
店舗によって在庫が違う
翌週、別のダイソー(少し離れたショッピングモール内の店舗)に行ったとき、同じおしりシールを探したら見つからなかった。シール類はダイソーの中でも入れ替わりが早いジャンルなので、見つけたときに買っておいたほうが安全かもしれない。
買い方のコツ——これから探す人へ
シール類のコーナーは店舗によってレイアウトが違う。文具コーナーにあることもあれば、レジ横の小物コーナーにあることもある。わたしが行ったダイソーでは、A4ファイルやノートが置いてある棚の延長線上にシールのコーナーがあった。
パッケージは正面からだとデザインが分かりにくいことがある。側面や裏面にも情報が書いてある場合があるので、一度手に取って確認するのをすすめる。
ネットでも「ダイソー おしりシール」で検索すると出てくるけど、公式オンラインショップの在庫は実店舗とかなり異なる。わたしは実店舗で見つけたほうが早かった。
100円ショップのおしりシールのグッズのコードは共通の代替品をAmazonと楽天で探す
ダイソーで見つからなかったとき、あるいはもう少し耐久性や立体感にこだわりたいときは、AmazonやRakutenでも似た方向性の商品が手に入る。以下の3つが比較的見つけやすい選択肢だ。
比較表
| 商品名 | 特徴 | Amazon | 楽天 |
|---|---|---|---|
| シール 2枚セット 3Dお尻シール DIY用 | 2枚組・DIY向け | リンク | リンク |
| 3Dシール 立体 水に強い【改良型・剥がれにくい】 | 防水・剥がれにくい改良型 | リンク | リンク |
| おしり シール お尻 ミートボール 猫の爪ステッカー | 猫モチーフ・ユニーク系 | リンク | リンク |
シール 2枚セット 3Dお尻シール DIY用
2枚セットで売られているので、1枚は使い、もう1枚はストックとして手元に置いておける。DIY用という位置づけのぶん、スクラップブッキングや手作りカードのアクセントとして組み込みやすい。ラッピング目的だけでなく、何か作るときの素材として探している人向けだ。
3Dシール 立体 水に強い【改良型・剥がれにくい】
スマホケースや水筒など、頻繁に触れるものに貼るなら、このタイプが候補になる。「改良型・剥がれにくい」という表記が示す通り、耐久性を意識して作られていて、水気が多い場所での使用も想定している。ダイソー品で端がめくれて困った、という経験がある人には参考になる選択肢だ。
おしり シール お尻 ミートボール 猫の爪ステッカー
名前だけ見ると何なのかわからないが、猫モチーフとおしり要素を組み合わせた、かなりニッチな方向性の商品だ。手帳デコやギフトラッピングというより、猫グッズが好きな人へのちょっとしたプレゼントに添えたり、コレクション的に集めたりする使い方が想像しやすい。
まとめ——220円の話
おしりシールを2パッケージ買って220円。
使ってみた率直な感想は、「ちゃんと使えるシールだった」というものだ。笑えるデザインで買ったんだけど、実際に手帳に貼ってみたら意外と日常使いできる。特にゆるいイラスト系のデザインは、インスタ映えとか関係なく、自分だけが見る手帳にこそ合う。
ただ、貼る場所は選ぶ。布やTPUには向かないし、公式な書類には絶対に貼ってはいけない。あと、在庫は安定していないので、気に入ったデザインを見つけたときに迷わず買うのが正解だと思う。
わたし自身は、また見かけたら買うと思う。毎回買うほど熱狂しているわけじゃないけど、「あ、あった」と思ったらカゴに入れる程度には好き。そういう立ち位置のグッズだ。
